支払いが遅れたときの「遅延損害金」の計算方法と請求メールの文例

取引先からの入金や、個人間で貸し借りしたお金の返済が大幅に遅れた場合、本来の金額に上乗せして「遅延損害金(利息)」を請求したいケースがあります。

しかし、勝手に法外な利息を請求することは法律で禁止されているほか、正しく計算して分かりやすく伝えなければ、かえって大きなトラブルに発展してしまうリスクがあります。

この記事では、遅延損害金の基本的な計算方法と、相手に請求する際のマナーおよびメール文例について解説します。

⚠️ 免責事項・ご注意

本記事で紹介している計算方法や文例は一般的な参考情報です。契約書に遅延損害金の利率に関する定め(約定利率)がある場合や、金額が大きい場合、法的効力を伴う請求を行う場合は、必ず法律の専門家(弁護士・司法書士等)や関係法令をご確認ください。当サイトの情報を用いて生じたトラブルについて、運営者は一切の責任を負いかねます。

遅延損害金とは?請求する前に知っておくべきポイント

遅延損害金とは、金銭の支払いが期日よりも遅れたことに対する「損害賠償(一種のペナルティのような利息)」です。

  • 契約書がある場合: 契約書に「年〇%」という遅延損害金の定め(約定利率)があれば、原則としてその割合に従って計算します。
  • 契約書や事前の取り決めがない場合: 法律(民事法定利率)に基づいた利率(※時期や法律改正によって異なります)を基準に算出するのが一般的です。

遅延損害金の簡単な計算式

遅延損害金は、一般的に以下の計算式で割り出すことができます。

【計算式】
未払い金額 × 利率(年率) ÷ 365日 × 遅延日数 = 遅延損害金

※例:10万円の支払いが30日間遅れた場合(年率14.6%で計算)
100,000円 × 0.146 ÷ 365日 × 30日 = 約1,200円

【文例】遅延損害金を含めた請求額を伝えるメール文例

これまでの未払い金に、経過日数に応じた遅延損害金を上乗せして請求するときのビジネス向けメール文例です。

件名: 【重要】〇月分未払い金および遅延損害金のご請求について([自社名])

[相手の企業名またはご担当者様名]様

いつも大変お世話になっております。
[自社名]の[あなたの名前]です。

〇月〇日期限となっておりました、[請求内容]に関する未払い金につきまして、
これまでの度重なる期日超過に伴い、規約(または法律)に基づき、
本来の請求額に「遅延損害金」を加算して請求させていただくこととなりました。

つきましては、現在の総請求額を以下の通りご案内いたします。

【ご請求内容の内訳】
・本来の未払い金額:〇〇円
・遅延損害金([遅延日数]日分):〇〇円
・合計ご請求金額:【〇〇円】

誠に勝手ながら、【〇月〇日 15:00まで】に、
上記合計金額を指定口座([振込先情報])までご入金いただけますようお願い申し上げます。

本期限までにご対応いただけない場合は、さらなる法的措置への移行を検討せざるを得ませんので、
何卒ごアテンションのほど、よろしくお願い申し上げます。

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[署名]
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まとめ

遅延損害金の請求は、支払いを怠っている相手に対して強い抑止力になる一方で、感情的な対立を生みやすいデリケートなテーマでもあります。

内訳や計算根拠をクリアにし、冷静な事務的トーンで伝えることが円滑な解決への近道となります。ぜひ参考にしてみてください!

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この記事は、一般的な情報提供を目的として作成しています。法律や制度、金銭に関する取り扱いは、個別の事情や法改正などによって異なる場合があります。

正確な情報や最新の制度については、以下の公的機関の公式サイトをご確認ください。

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