個人間でお金を貸し借りした場合にトラブルが発生した場合、借用書がないことがほとんどと言ってもいいでしょう。
そうした場合どうやって貸金の請求、取り立てをしたらよいのでしょうか。
これはある程度の催促をして返してくれなかった場合です。
まずは大事なのは債権債務の証明です。
つまり、貸した事実借りた事実
返済義務があることを証明しなければなりません。
そこで内容証明で返済を求める内容を記載して
相手に送ることになりますが、請求だけでなく
債務を認めさせることが重要になります。
貸した日、返してほしい日、利息などを記載した上で
以下の文章を追加する必要があります。
「なお、この請求に異議がある場合は同日指定日時迄に
具体的な根拠を内容証明にて私宛に送付してください。」
これによってきちんと返答がない場合
異議がないことになりますので、基本的には債務を認めたこととなるわけです。
この内容証明が後々重要な証拠として役立つかもしれません。
つまり借用書と同じくらいの効力を発揮するのです。
実際に裁判を起こしたりするのはそのあとですね。