このサイトでは借用書のひな型や書き方を書いていますが、人にお金を貸すということは捨てることという認識は持ったほうがいいですね。
借用書はあくまでも「貸し借りのあった証明」でしかありません。
公正証書にしても、執行力があるだけで、お金が返ってくる保証書ではないのです。
いくら借用書があっても、相手に財産がなく返す意思がなければ、役には立たないし、だからと言って捨てづらい、という紙切れのゴミ以下の最悪のゴミとなります。
誰でも回収できて、利息で儲かれば、世の中に金融業はないのです、金融業者は貸すのが仕事と勘違いされますが、貸すことは誰でもできるんです。
問題なのは回収ノウハウなんですね。
回収の仕方がわからない人が人にお金を貸すということは、捨てること、あげることと変わらないというわけです。
しかもへたに回収しようとすれば、無駄に時間とお金がかかり、イライラもします。
そう考えるなら、あげたほうがマイナスが少なかったりします。
よく、人に借用書の書き方を聞かれますが、もちろんちゃんと書いたほうがいいのは当たり前ですが、その先の回収方法まで考えたほうがいいですよね。